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本の詳細
・『ユダヤ人大富豪の教え』本田健
・大和書房 2006年
・文庫本272ページ
どんな本?
アメリカ老富豪ゲラー氏と日本人青年の出会いと成長の物語は、これからの人生を豊かに生きていくヒントがたくさんつまっています。
「お金の法則を学ぶ」「失敗とうまくつき合う」「スピーチの天才になる」「人脈を使いこなす」「自分のビジネスをもつ」など成功力を学べる本です。
この本を選んだ理由
100万部を超えるベストセラーで、いつか読みたいと思いつつも、お金の話なので少し敬遠していました。私は最近仕事を退職したのですが、今後の人生を新しく見直すに当たってやはり読んでみたいと思い、この本を手に取りました。
心に響いたところ(一部本の内容が含まれます)
・世の中には二通りの人間がいる。経済的、社会的、精神的に独立している自由人と、誰かに依存している不自由人。それは職業や立場で決まる。自由人は毎日、自由、チャンス、豊かさ、楽しさ、与える喜び、感謝に満ちて生活している。
・幸せな金持ちになるためには、自分が大好きなことを仕事にする。得意なことが好きなことではない。子どもにしてやれる最大の贈り物は、自分が好きなことをやって生活する姿を見せることだ。まずは自分を知る。
・思考が人生を形づくり、感情が人生をコントロールしている。自分の望む現実に意識をフォーカスすると、自分が望む良いことが続けて起こる。
・お金の5原則:①たくさん稼ぐ、②賢く使う(必要なものと欲しいものの違いを知る)、③がっちり守る、④投資する、⑤分かち合う。
・目標設定成功5原則:①ワクワクするような目標を立てる、②目標は細分化し、具体的なステップを考える、③目標を達成した時の喜びと、達成できなかった時の罰を考える、④目標が達成したところをイメージして楽しむ、⑤行動を起こす。
わたしの感想
どうしたらお金持ちになるのかという内容だと思っていましたが、お金持ちになった先にどうしたら幸せになるかという部分に重点を当てて書かれていたため、とても参考になりました。一番大切なことは、自分はどういうものなのかを見つめ直し、自分の好きなことをとことん追いかけること。そして自分を支えてくれる周りの人に常に感謝し、その人たちに何ができるか考えることだと胸に刺さりました。この先何度も失敗は訪れるに違いありませんが、その失敗を自分がどう捉えるか、失敗から何かを学ぶことで次のステップに繋げていけるような思考をつくっていきたいと思います。また失敗も楽しめるくらい、自分がワクワクする仕事に就けるよう自分探しを続けていきたいと強く思いました。
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