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本の詳細
- 『フランス人は10着しか服を持たない』ジェニファー・L・スコット
- 大和書房 (2017)
- 文庫本、264ページ
- アメリカエッセイ。累計80万部のベストセラーが文庫化されたもの。
どんな本?
典型的なカリフォルニアガールだった著者は、 フランスの裕福な家にホームステイすることになる。
その経験で学んだのは、 毎日を“特別な日”のように生きること。
・間食はせず、食事を存分に楽しむ。
・上質なものを少しだけ持ち、大切に使う。
・日常の中に、ささやかな喜びを見つける。
暮らしの質を高める秘訣が、たくさんの実例をあげ分かりやすく説明されている一冊です。
この本を選んだ理由
随分前からネットで次に読みたいリストとしてあげていた本でした。たまたま書店に立ち寄った際、目立つ場所に置かれており、可愛い表紙だったのですぐに手に取りました。パラパラとめくってみると、今の私に必要な内容だ!と思いさらに読みたい気持ちがアップしたので購入しました。
心に響いたところ(一部本の内容が含まれます。)
- 食事に関して:味わうことに集中すること、盛り付けにも気をつけること、家族との会話を楽しむこと
- 身だしなみに関して:洋服は自分に似合うもの・本当に気に入ったもののみ残すこと
- シックに暮らすことに関して:一番良いものを普段使いにすること、物の買う量を減らし本当に必要なものを見極めること、規律ある暮らしを心がける(ものは決まった場所に片付ける)、教養を身につけること
私の感想
「フランス人は10着しか服を持たない」というインパクトのある言葉が印象的ですが、服をはじめ、暮らしの中で本当に自分に合ったもの、必要なものは何かを考えさせてくれる本でした。今まで私は主婦業をこなし子育てをする生活に嫌気がさすことも多かったのですが、考え方を変えるだけで日常は楽しく豊かなものになるかもしれないと思わせてくれました。例えば、人生の中で食事をする時間は多くを占めるため、その食事をいかに楽しむかが大切!質の良い美味しいものを口にする、お気に入りの食器で素敵に盛り付けをする、家族との会話を楽しむなど楽しみ方は様々です。掃除や買い物もエクササイズだと思って楽しみたいと思います。
また身につける服、家具、食器などをお客様用や何かあった時のためにとっておく、という考えは捨て、普段から一番良いものやお気に入りのものだけを使うこと、不要なものは処分することで暮らしはより楽しいものになるということにも納得しました。断捨離はじめたいと思います!
あとは教養を身につけることで他者とのコミュニケーションの深さも変わる、いくつになっても新しいことを学んだり挑戦することで人生は変わるということも私の心にとても響きました。
ささやかなことに喜びを見出しこれからの人生を幸せなものにすること、そして「何をするか」ではなく「どのようにするか」という考えを大切にしていきたいと思いました。
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