素人もすぐに実践可能!効果が期待できる幼児教育法

出産・子育て

こんにちは、シャオリーです。
今回は私が子育てにおいて参考にしている考え方や教育法を簡単にまとめました。

アタッチメント理論:愛情を注ぐ

アタッチメント理論(愛着理論)とは?
イギリスの医学者ジョン・ボウルビィが提唱。
子どもは乳幼児期に母親から無条件に受け入れられ、愛される経験を通して母親(養育者)とのアタッチメントを形成している。このアタッチメントが子どもの人格形成、心身ともに健やかに成長するための基盤となる。子どもが不安や恐怖などのネガティブな感情を持っている時に、保護者とくっつくことで安心を取り戻そうとする本能。

アタッチメントによる効果
  • 記憶力向上:記憶のカギとなる大脳辺縁系はアタッチメントで成長する。
  • 探究心の発達:親が「安全基地」となることで、子どもは安心して新しいことに挑戦できる。
  • 自立:自分はいつでも受け入れてもらえると、心が安定し自立が促される。
  • 社会性の発達:親に受け入れてもらえると、社会に出ても他者と信頼関係を築くことができる。

アタッチメントの方法と注意事項

  • まずは親子の肌と肌を触れ合う時間をたくさんつくる。
  • 親がリラックスして、いつでも受け入れられる状態にいることが大切。
  • アタッチメントはスキンシップの要求だけでなく、子どもが助けを求めたり、甘えと見える行動として現れることもあるが、それは突き放さず受け入れてあげることで子どもの自立を促す。
    (ただし親が先回りして助けるのは子どもの意欲を潰すためNG。)
シャオリー
シャオリー

まずは子どもに多くの愛情を注ぐことが第一!

私はI love youを声に出してたくさん伝え、ハグは習慣にしています。

子どもの「食べさせて」「着替えさせて」などもできるだけ応えてあげるようにしています。

次はどこにいてもよく見聞きするモンテッソーリについてです。

モンテッソーリ教育の考え:そっと見守り正しく導く

モンテッソーリ教育の目的
それぞれの発達段階にある子どもを援助し、子どもの自立・自律を育む手助けをし、自己実現や他者貢献ができる人間を育むこと。

モンテッソーリ教育の効果
乳幼児期(0〜6歳)までの時期にたくさんの刺激を与え、多くの体験をすることによって、さまざまな能力が伸びる。運動能力、五感、言語能力、論理的思考、空間認知力、コミュニケーション力など。特に0〜3歳までは、五感で体験するもの全てに関して最も吸収する時期。

モンテッソーリの教師(大人)の心得
 子どもの成長に適した環境をつくり、子どもの活動を見守ることで子どもに安心感を与え、子ども自らが正しい方向へ向かうように導く。

心得12か条

① 環境を整える
② 教具・教材をはっきり正確に提示する(教える)
③ 子どもが環境との交流をもち始めるまでは積極的に、交流が始まったら消極的に接する(見守る)
④ 物を探している子どもや、助けの必要な子どもの忍耐の限度を見守る(助けるタイミング)
⑤ 原則として、よばれたところに必ず行く
⑥ 子どもに誘われたときは、子どもの要求をよく聞く
⑦ 子どもの活動を尊重する
⑧ 間違いはあからさまに訂正しない(自分で気づくのを待つ)
⑨ 休息している子どもには、無理強いしない
⑩ 作業を拒否する子どもや理解しない子どもは、忍耐強く誘い続ける
⑪ 教師は自分を探す子どもに存在を感じさせる(見守ることで安心させる)
⑫ 教師は活動をやり終えた子どものところに姿を現す(安心感を与える、容易に褒めない)

シャオリー
シャオリー

モンテッソーリの詳細はプロではないので詳しくないですが、モンテッソーリの親としての心得は、子育てをするうえで大きく参考にしています。

見守ること、尊重することは特に私も気をつけています。

メタ認知:言葉の掛け方で子どもは変わる

メタ認知
自分の能力を自分で把握すること。
メタ認知の能力は3~5歳で芽生え始め、10歳ごろから本格的に発達するといわれている。
そのため幼児期には、親から言われたこと(評価)=子どもの自己評価となりやすい。

言葉の声かけで重要なこと

  • ポジティブな声かけを中心に行うことで、子どももポジティブな自己評価となり、その結果ポジティブな行動が増えると考えられる。
    *直してほしい部分・ネガティブな声かけに関しては、その場で冷静に注意すると良い。
  • 他の子と優劣はつけず、子どものありのままの姿を受け入れる。
シャオリー
シャオリー

私は小さい頃に親に言われたことや先生からの評価(通知表)で、自分の人格ができてしまった部分があると思います(引っ込み思案、協調性がないなどネガティブ要素が印象に残っている…)。他の子と比べることも多い時代でした。

自分の子どもにはそんな思いはさせたくないし、私が子どもの性格を決めつけてはいけないと思っています。

生活習慣:睡眠の重要性

睡眠によって、幼児期に起こる脳の発達(特に記憶、神経系の発達)情緒の安定(ホルモンバランスの変化)を促し、また日中の活動の質が高まって身体の発達も促す。

子どもの脳に最適な睡眠時間
  • 1〜3歳:11〜12時間
  • 3〜6歳:10〜11時間
  • 6歳〜12歳:8〜10時間

※夜間の睡眠不足を補うためにお昼寝は重要。
お昼寝に関しては年齢や個人差が大きいため要個別対応。

脳の成長には、熟睡中(ノンレム睡眠)に分泌される成長ホルモンが非常に重要であり、午後10時から午前2時に最も多くの成長ホルモンが分泌されます。午後10時に熟睡しているためには、8時には床に就けるようにすると良い。

逆に、幼児の睡眠不足や睡眠障害が持続すると、肥満や生活習慣病(糖尿病・高血圧)、うつ病などの発症率を高めたり症状を増悪させたりする危険性もある。

シャオリー
シャオリー

子どもが2人になってからお昼寝の時間調整が難しいのが今の悩みです。

しっかり夜眠れるように日中体力を消耗させたり、生活リズムが毎日一定になるよう心がけています。

以上が、私が子育てをするうえで実践している考え方や教育方法になります。
他にも様々な教育方法があると思います。
下記に少しだけ触れておきますね。

その他の代表的な幼児教育法3つ

シュタイナー教育

個性の尊重を重視した教育法。
0歳~7歳:身体をのびのび動かすことで意思を育てる時期
8歳~14歳:心をたくさん動かし感情を育てる時期
15歳~21歳:頭をしっかり動かし思考を育てる時期
この3つの時期に分けてバランスよく成長することを大切にしている。

七田式教育法

「認めてほめて愛して育てる」を教育理念とする。
右脳教育と心の成長を重視。主に右脳が司る長期記憶に着目し、特に0~3歳の「右脳優位」の時に、右脳を鍛えることで、子供が本来持っている才能をより高めることができる。

ヨコミネ式教育法

幼いうちにあらゆることを経験する機会をつくることで、「学ぶ力」「体の力」「心の力」それぞれの能力が育まれ、子どもたちの自立心を促進する。

最後に

今回は子育てに関する基本的な概念や、親としてどのような姿勢で子育てに取り組むかについて記載しました。次回は、理学療法士の立場から、どのような遊びや活動が発達成長に影響するかについて考えていきたいと思います。

シャオリー
シャオリー

子どもの成長はものすごくはやく、毎日一緒に生活していると見逃してしまったり、子育て方法に迷走してしまうこともあります。

時間や心にゆとりを持って、子どもたちと過ごす貴重な時間を大切にしたいと改めて思いました!

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