※当サイトはPR広告が含まれます。
こんにちは、2児の母シャオリーです。
今回は2人目の妊娠時の悪阻のお話になります。
1人目長女の時の悪阻はこちらを参照下さい。
わたしの基本情報
- 当時33歳
- 長女は当時2歳3ヶ月
- 専業主婦で子育てに専念中
妊娠6週:悪阻が始まる
2人目は基礎体温をはかりながら計画的に妊娠を望んでいました。妊娠5週くらいで検査薬陽性が出ましたが、この時点ではまだつわりの症状はありませんでした。
(1人目のときは検査薬で妊娠判明前、妊娠4週から仕事を休む程のつわりの症状がありました。)
陽性反応が出てすぐに病院を受診し、あらかじめ1人目の時の重症妊娠悪阻について話しておいたので、早めに漢方を処方してもらいました。
※前回の妊娠・出産とは別の病院です。
妊娠6週、ついに恐れていた妊娠悪阻がやってきました。はじめのうちは倦怠感、食前食後の吐き気だけで、何とか子育てもできる程度の悪阻でした。しかし、どんどん症状はひどくなり、数日後には以下の状態になってしまいました。
- 倦怠感がひどく起きていられない。
- 起きると貧血症状が出るため数歩しか歩けない。這って移動する。
- 常に吐き気があり、食前食後は必ず嘔吐する。
- 徐々に食事が取れなくなり、水分補給でも嘔吐する。
- 病院で薬プリンペランを処方してもらうが効果なし。
前回の妊娠と大きく異なり、娘を子育て中という点が1番の心配事でした。
幸い私たちは、私の父と同居しており、日中は娘の世話をしてくれたのと、夫Jさんが仕事量を調整して、保育園やベビーシッターなどの手続きを早急にしてくれたので、私は一日中ゆっくり過ごさせてもらいました。
妊娠7週:重症妊娠悪阻で入院が決まる
身体的にも精神的にも限界が来たので、夜中病院に電話をかけました。
妊娠悪阻です。
数日寝たきりで食事も水分も取れていないので入院させてください。
入院の準備をして、明日来てください。
すぐに入院が決定しました!
妊娠7〜10週:1ヶ月の入院生活
長女の時は1週間の入院でしたが、結果的に今回は1ヶ月の入院となりました。
病院での治療
- 総合病院、産婦人科、個室
- 24時間持続点滴、嘔吐がひどい時は点滴で吐き気止めを入れてもらいました。
その他、ドクターや助産師の回診以外は特に治療なし。 - 病院食は自分で食べられそうな食事内容と食事量で調整してもらいました。
(朝:パンとヨーグルト、昼:基本麺類、夜:普通食少なめ) - 病院食以外も制限なく食事可。
- コロナ下で基本的に面会は禁止。
悪阻の状態
- 入院1週間はほぼ寝たきり、睡魔がものすごく寝ているかトイレで嘔吐しているかのどちらか。
特に夜中は症状がひどくトイレにこもって倒れていました。 - 一日に10回ほど嘔吐。食事量が少ないので胃液しか出ません。
- 自分の唾液も気持ちが悪く飲み込めない。ガーグル(うがい受け)に全部出していました(笑)。
- 入院1週間を過ぎると、徐々に食事量が増え、差し入れのお菓子やジュースが飲めるようになり、シャワーやストレッチ、歩行や筋トレ(自主的に)などをして徐々に体力が戻るよう努力しました。
かなり悪阻がひどいね。
妊娠継続を望む?
あまりに辛かったら中絶も考えていかないといけないから…
と言われるほど深刻な妊娠悪阻でした。
一番症状が酷かった時期は通り越していたので、妊娠は継続したい旨を伝えました。
悪阻には生姜が効果的だよ。
生姜湯や生姜あめを試してみて。
とドクター自ら生姜あめと生姜湯を差し入れしてくれました。ありがたかったです!
入院3週間ほどで何とか人間らしい日常生活は送れるようになったので退院を希望しました。
家に帰ると家事や子育てで無理しないといけないでしょ。
もう少し体力つけてから退院にしましょう。
そして入院4週間、尿検査等もクリアし自宅退院となりました。
入院最後の方は、1ヶ月の持続点滴で腕や足の血管もなくなっていたので、点滴が取れた時は本当にスッキリでした。1ヶ月も娘や夫Jさんに会えず、娘が保育園に通いはじめて頑張っている姿を想像すると、居ても立ってもいられませんでした。
妊娠20週まで続いた妊娠悪阻
退院してからは、病院で処方された吐き気止め、整腸剤を服薬しながら生活しました。嘔吐は繰り返していましたが、何でもいいのでできるだけ食べることだけを意識していました。
娘が私の入院をきっかけに保育園に入園したので、日中は家でゆっくり過ごすことができました。
夫Jさんも仕事を定時で終わらせてくれて、育児・家事をしてくれたので助かりました。
そして妊娠20週頃、長い長い悪阻は終わりを迎えました!!
私の体重は、54kg→49kg、マイナス5kgに変化!!(身長167cm)
長女妊娠の時と全く同じ数値でびっくりしました。
補足:入院時の費用と保険について
妊娠悪阻の場合、一日あたりの入院費用は10,000円程度です。(治療により前後します)
1ヶ月も入院すると大きい金額だから心配になるよね。
健康保険
一般的に妊娠は病気ではないため、つわりに関しても同様に健康保険の適用とはなりません。
しかし医師が治療が必要と判断した場合(妊娠悪阻や妊娠高血圧、妊娠糖尿病など)には健康保険が適用されます。
また妊娠悪阻による入院費用は高額療養費制度の対象であり、医療費が1ヶ月で限度額(年齢や所得に応じて変化)を超えた場合、その超えた額が支給されます。
県民共済・都民共済
妊娠悪阻で入院する場合、共済金を請求することができます。
私も数年前から県民共済に加入していたので共済金が給付されました。
経済的にかなり助かった!
民間保険
妊娠悪阻による入院は民間保険から入院給付金が支払われることも多いようです。
加入している保険の保障内容を確認しておくとよいと思います。
※また入院費は医療費控除の対象にもなるため、確定申告が必要です。
以上、シャオリーの体験談でした。ご覧いただきありがとうございます。
にほんブログ村
コメント